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佐藤眼科医院

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網膜硝子体治療

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光を感じる網膜や眼球の中にある硝子体の病気には様々なものがあります。 下記のように若いときは左側の図のようであったものが、加齢と共に右側のように変化していきます。具体的には、水晶体の弾力性が低下して白内障が出てきますし、硝子体が液化して網膜から剥がれていく後部硝子体剥離が起こります。また、下記に示すような様々な網膜の病気が起こってくることがあります。

眼球断面図

それぞれに治療法が異なり、薬物治療、レーザー治療、硝子体手術で治療を行います。

網膜の病気

網膜裂孔・網膜剥離

飛蚊症 何かチラチラ見える、虫が飛んでいる、黒いものが見える、暗いところで光がキラッと見える、などの飛蚊症・光視症といわれる症状で来院されます。

原因としては老化に伴うもので放置しても問題がないタイプがほとんどですが、まれに下記のように網膜が破れたり、出血したりなど他の病気に伴うこともあります。原因によっては網膜レーザー治療や硝子体手術が必要な場合があり、飛蚊症が起きた場合は詳しく調べる方が安心です。

51才女性 網膜裂孔+網膜剥離

●レーザー治療
治療前 網膜の薄いところが破れて網膜剥離が起きかけています。
治療後 裂孔の周りの網膜が凝固され癒着しています。これにより網膜剥離を予防できます。

→「飛蚊症」詳しくはこちらへ

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糖尿病網膜症

また糖尿病による3代合併症の一つ、糖尿病網膜症も比較的多い疾患です。国内での中途失明原因の2位となるこの疾患には血糖コントロールと定期検査が欠かせません。定期検査が十分になされず、視力低下にて眼科を初めて訪れる方も少なくなく、治療が遅れたために視力を失ってしまう方も多くいらっしゃいます。

治療法にはストロイド剤や抗VEGFの注射網膜レーザー治療、硝子体手術などがあります。造影検査を始め様々な検査を行い、病状に応じて治療法を選択していきます。糖尿病網膜症が発症しても血糖コントロールを厳格に行い、適切に治療を行えば進行を抑制できます。

59才女性 糖尿病網膜症、黄斑症

●硝子体手術施行
手術前 急に見えなくなった、とのことで受診。視力0.03。
手術後 硝子体手術2週間後。視力1.0まで回復。



59才女性 糖尿病網膜症、黄斑症

●ステロイドのテノン嚢下注入+レーザー治療
治療前 血管から油分が漏れて貯まってきています。
治療後 治療により油分が吸収され落ち着きました。



75才女性 糖尿病網膜症、黄斑症

●硝子体手術
術前 ステロイドテノン嚢下注射+レーザー治療を行うもむくみが残っていた。
術後 硝子体手術によりむくみがなくなった。

→「糖尿病網膜症」詳しくはこちら

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網膜静脈閉塞症

網膜の血管が詰まって見えなくなる病気も比較的多く見られる疾患です。網膜血管の根本が詰まる網膜中心静脈閉塞症や網膜血管の一部が詰まる網膜静脈分枝閉塞症です。ものを見る中心部(黄斑部)に浮腫を起こしてくることがあり、その場合は視力が低下します。同様に造影検査や様々な検査を行い、必要に応じてストロイドや抗VEGF抗体の注射、網膜レーザー治療、硝子体手術などを検討します。

網膜静脈分枝閉塞症の方は治療しないでも自然に治ることもありますので、何もせずに経過を見ることもありますが、網膜中心静脈閉塞症の方は予後が悪い疾患で治療を行っても視力が改善しないことも度々あります。

61才男性 網膜静脈分枝閉塞症、黄斑変性

●ステロイドテノン嚢下注入+レーザー治療
治療前
赤い部分が出血で黄色い部分が油が貯まっています。網膜のむくみも高度です。
治療後
出血と油分が吸収され、網膜のむくみも取れました。



66歳、女性、網膜中心静脈閉塞症、黄斑浮腫

●ステロイドテノン嚢下注入+抗VEGF(アバスチン)硝子体内注射
治療前
網膜中心静脈閉塞症の切迫期で徐々に黄斑浮腫が増悪し視力0.5まで低下。
治療後
徐々に浮腫は軽減し、治療後2ヶ月で視力1.0まで回復した。

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よくある質問

自然に治ることはありますか?
この病気はタイプによっては自然に治っていくことがあります。出血した場所や量などによって経過はどんどん悪くなっていくものもあります。ものを見る中心(黄斑部)に水がたまり視力が落ちていく場合は、ステロイドのテノン嚢下注入などを行い一時的に水を引かせます。何度も再発したりして視力が落ちていく場合は硝子体手術を検討することもあります。
ステロイドのテノン嚢下注入をしましたが再発しました。
一時的に効いても2,3ヶ月で再発してくることがあります。2,3回行っても再発する場合は硝子体手術を検討する場合があります。
硝子体手術をすれば治りますか?
硝子体手術で黄斑部のむくみは取れることが多いですが、黄斑分が痛んでいた場合などは視力が出にくい場合もあります。手術の場合は浮腫の再発が少ないので、ステロイドのテノン嚢下注入を繰り返すよりは手術を選択した方がよい場合もあります。
レーザー治療で視力は良くなりますか?
ものを見る中心(黄斑部)に水がたまった場合、基本的には上記のようにステロイドのテノン嚢下注入や硝子体手術を検討します。しかし、時間が経ったもので黄斑部付近の血管から水が漏れている場合や、造影検査で悪い血管が出てくるような場合はレーザー治療を行います。
中心の血管が詰まったタイプで治りにくいと言われました。
網膜中心静脈閉塞症は治りにくい病気です。根本の血管が詰まって出血した場合、抗VEGF抗体の硝子体内注入が効くことがあります。しかし、再発してくるものなどはレーザー治療や硝子体手術を行っても良くならないことが多いです。この病気は手の施しようがない場合も多いです。
むくみはなくなったといわれましたが、視力が出ません。
黄斑部浮腫を治療して浮腫はなくなっても視力が出にくかったりゆがみが残ったりすることはあります。血管が詰まったときにどのくらいダメージを受けたかやどのくらい時間が経ったかでで治療後の視力は変わってきます。

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黄斑上膜

網膜のものを見る中心部(黄斑部)に膜が張ってきて視力が低下することがあります。黄斑上膜というもので、原因なく加齢により起きてくるものと網膜剥離などに伴い起きてくるものがあります。少々膜が張ってきてややゆがみが出てきても視力は落ちないこともしばしばあります。基本的に経過観察でよいのですが、徐々に視力が落ちていくもの、ゆがみが強く日常生活に不自由を来すものは硝子体手術を検討します。手術によって黄斑上膜を剥ぐわけですが、視力も改善しゆがみも完全になくなるということはありません。

視力も改善しゆがみも軽減しますが完全には戻らないことが多いです。進行していく病気をある程度治し再発しにくいようにするという手術と考えています。

77才女性、数年前からの黄斑上膜

●硝子体手術
治療前
数年前から悪くなってきたが手術希望なく経過観察していた。0.1になったため硝子体手術を希望された。
治療後
膜は剥いだが完全にむくみが取れず。術後視力0.4、時間が経って悪くなっているものは治りにくく、完全には元に戻らない例です。

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よくある質問

ものを見る中心(黄斑部)に膜が張っていると言われましたが手術が必要ですか?
黄斑部に膜が張っていても手術が必要と言うことではありませ。まだ見えていて、ゆがみも強くない場合は経過観察を行います。視力が0.5くらいに落ちてきたり、ゆがみが強くなったりする場合は手術を検討します。
そのまま放置したら失明しますか?
この病気は中心が見えなくなるだけで放置しても失明はしません。
黄斑上膜といわれ手術してもゆがみが残ると言われましたが
黄斑上膜の手術は、完全に元の状態には戻りません。上記のように、膜を剥いでもむくみ(黄斑浮腫)が残ることもあります。悪くなるのを防止する、少し改善させるという手術と考えています。
どのくらいすると見えるようになってきますか?
膜を剥いでもすぐには見えるようにはなりません。2,3ヶ月して落ち着いていきます。数ヶ月して徐々に視力が改善していく感じです。
硝子体手術は術後にうつぶせになる必要があると聞きましたが。
網膜剥離などの重篤な病気の場合は、術後安静が必要ですので入院の上、数日から1週間くらいうつぶせが必要です。ものを見る中心(黄斑部)の膜は剥いだり、むくみを取ったりする場合はうつぶせが必要なことはほとんどありません。
手術は痛いですか?
局所麻酔で30分ほどの手術です。手術の痛みはありません。

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黄斑円孔

網膜のものを見る中心部(黄斑部)に穴が空くことがあります。黄斑円孔といって加齢と共に起こってきます。突然目が見えなくなった、という訴えで来院されますので比較的早期に見つかることもありますが、気づかずに偶然見つかることもあります。
まれに自然に治ることもありますが、基本的には硝子体手術が必要です。放置することにより網膜が痛んでいき、硝子体手術をしても治りが悪くなってしまいます。

これも完全に視力が戻ってすっきりすると言うことはなく、視力も回復はしますがゆがみが残ったりすることが多いです。同様に放置することで視力低下が進行してしまうので視力を改善させて視力低下を防ぐ手術と考えています。

66才男性 黄斑円孔

●硝子体手術
治療前 写真では分かりにくいですが、OCTでみると小さな穴が空いているのが分かります。
治療後 同様に写真では分かりにくいですが、OCTでみると穴が閉じているのが分かります。

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よくある質問

黄斑円孔といわれましたが手術しないといけませんか?
黄斑部に穴が空いてしまった場合、まれに自然に治ることもありますが、早めに手術をした方がよいでしょう。時間が経ってしまうと黄斑部網膜が痛んで手術をしても治りにくくなりますし、視力も回復しにくくなります。手術後は数日うつぶせが必要です。
そのまま放置したら失明しますか?
この病気は中心が見えなくなるだけで放置しても失明はしません。
黄斑円孔といわれ手術をしてもゆがみが残ると言われましたが。
ものを見る中心(黄斑部)に穴が空いて(黄斑円孔)から時間が経てば立つほど網膜が痛んでいきます。穴が空いてからどのくらい時間が経ったかで治療成績も変わっていきますが、手術によって穴は閉じて視力的にはよくなってもゆがみが残ることはしばしばあります。しかし、上記のように放置しても自然に良くなることはまれで、時間が経てば立つほど視力も回復しづらくなるので早期の手術が良いでしょう。
術後にうつぶせが必要と言われましたが。
黄斑円孔の手術後は目の中に空気を入れますので3日くらいうつぶせをして頂きます。ずっと下向きは辛いですので横向きとかでも構いません。極力うつむきということです。
穴がふさがらないことはありますか?
近視がとても強いタイプや穴が空いてかなり時間が経っているものは穴が閉じにくいことがありますが、通常のものであれば穴はふさがることがほとんどです。

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硝子体出血

硝子体出血は、突然かすんだ、見えなくなったなどの訴えで来院されます。原因として網膜に破れ目が出来てくる網膜裂孔や網膜剥離、網膜の血管がつまる網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症の合併症である糖尿病網膜症、加齢による加齢黄斑変性症、単なる老化に伴う後部硝子体剥離にともなうもの、などさまざまなものがあります。

原因により方針が異なりますが、緊急性がないものに関しては内服薬などで様子を見ます。出血が引いてから原因の病気を治療しますが、1ヶ月程度様子を見ても出血が引かない場合は硝子体手術を検討することもあります。

67才女性、網膜静脈分枝閉塞症からの硝子体出血

●硝子体手術
治療前 突然見えなくなった、とのことで受診。
治療後 硝子体手術後、血管が詰まる病気(網膜静脈分枝閉塞症)が原因だった。

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よくある質問

突然見えなくなり、原因は不明といわれました
硝子体出血を来す病気はいくつかあります。出血が多いときは眼底が見えず、エコーなどで調べますが、網膜剥離などを除き原因が分かりにくい場合があります。緊急性がない場合は1ヶ月ほど様子を見て、自然に治るのを待ちます。待っても治りそうにないときは手術を検討する場合もあります。
自然に治るのを待ちたいですがどのくらい待てば良くなりますか?
以前は6ヶ月くらい待つこともありました。緊急性がない場合は待っても良いと思いますが、病気によっては硝子体手術によって早く原因を突き止め、治療することで視力回復につながる場合もありますので、手術はしない方がよいわけでもありません。
どんな原因が考えられるのですか?
原因としては網膜が破れる網膜剥離や老化によって黄斑部から出血する加齢黄斑変性症、網膜の血管が詰まる網膜静脈閉塞症などの病気によって起きてくるものから、単に老化による後部硝子体剥離に伴うものまであります。原因によって視力の回復は異なってきます。

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治療方法

薬物治療

ステロイドテノン嚢下注射

ケナコルト、というステロイド剤を眼球の後ろに注入します。糖尿病網膜症や網膜静閉塞症などの病気では、血液の循環がわくなり、物を見る中心部(黄斑部)に水がたまってくる(浮腫)ことがあります。ケナコルトを眼球の後ろに注射することにより黄斑浮腫を治療することが可能です。

注射後に黄斑浮腫は軽減することが多いですが、3カ月前後で過半数が再発します。繰り返し投与することが必要になる場合があり、再発しなくなり治癒していく場合もあります。

投与法について
目薬の麻酔で、消毒後、ケナコルトを白目の部分から眼球の後ろに少量注射します。
副作用と合併症について
感染、眼圧上昇、視力低下などの副作用が報告されています。
費用について
1割の方で500円、3割の方で1500円程度です。

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抗VEGF抗体硝子体内注射

アバスチン

非選択的に全てのVEGF(血管内皮増殖因子)に結合することによりVEGFの受容体への結合を阻害します。糖尿病網膜症や網膜静閉塞症などの病気では、血液の循環がわくなり、物を見る中心部(黄斑部)に水がたまってくる(浮腫)ことがあります。それにはVEGFが関与しており、アバスチンを硝子体内に注射することにより黄斑浮腫を治療することが可能です。

注射後に黄斑浮腫は軽減することが多いですが、3カ月前後で過半数が再発します。繰り返し投与することが必要になる場合があり、再発しなくなり治癒していく場合もあります。

副作用として頻度は非常に低いですが、水晶体損傷、眼内炎、網膜裂孔、眼圧上昇、眼内の炎症(ぶどう膜炎)、網膜中心静脈閉塞症があります。その他、血圧上昇、心血管閉塞の再発、若い女性の場合生理不順などが報告されています。

※現在、アバスチンは眼科領域では適応外(厚生労働省が認可していません)です。しかしながら、国内外でアバスチンの有効性を示す論文が多数報告されており、大学病院や網膜専門病院でも、適応外治療であることやアバスチンの有効性・副作用をよく説明し同意を得たうえで使用されているのが現状です。
当院でも同様に使用しております。保険診療ではありませんので、アバスチンに関する費用に関しては病院負担としており患者さんの負担はありません。

投与法について
目薬の麻酔で、消毒後、アバスチンを白目の部分から眼内(硝子体)に少量注射します。注射部位への感染を予防するため、術前3日間、術後1週間は抗生剤点眼をさして下さい。

点眼消毒・麻酔→注射

副作用と合併症について
感染、眼圧上昇、視力低下、眼痛、網膜出血、血圧上昇、脳卒中などの心血管閉塞
費用について
保険診療ではありませんので、費用は病院負担で行います。
ルセンティス

非選択的に全てのVEGF(血管内皮増殖因子)に結合することによりVEGFの受容体への結合を阻害する点はアバスチンと似てますが、ルセンティスは加齢黄斑変性症という病気に対し保険適応となっております。

加齢黄斑変性症とは、加齢とともに物を見る中心部(黄斑部)に悪い血管(脈絡膜新生血管)が生えてきて、水が漏れて来たり出血したりして視力が落ちてきたり、物が歪んで見えるようになってきたりする病気です。これにもVEGF(血管内皮増殖因子)という物質が関与しているため、ルセンティスを硝子体内に注射することにより、原因となっている申請血管の増殖や成長を抑えることが可能となります。欧米先進国において、成人の中途失明の主要な原因となっていますが、日本でも高齢者人口の増加や生活習慣の欧米化などに伴い、患者数が増加しています。

戦がぼやけて薄暗く見える・中心がゆがんで見える・部分的に欠けて見える
正常な眼の眼底写真・滲出型加齢黄斑変性症の眼底写真

投与法について
目薬の麻酔で、消毒後、抗血管新生薬であるルセンティスを白目の部分から眼内(硝子体)に少量注射します。注射部位への感染を予防するため、術前3日間、術後1週間は抗生剤点眼をさして下さい。
治療は、導入期に1ヵ月毎 合計3回の注入を行い薬効を得ます。その後の維持期に診察や検査で症状をみながら、必要に応じ追加注射します。 いずれも高額療養費制度を利用することができます。

点眼消毒・麻酔→注射
薬剤注射

副作用と合併症について
感染、眼圧上昇、視力低下、眼痛、網膜出血、血圧上昇、脳卒中などの心血管閉塞
費用について
ルセンティスによる”抗VEGF薬硝子体内注射”での治療は、健康保険適応になります。

注射1回につき
  【3割負担の方】55,590円   【1割負担の方】18,530円
  (※注射当日の検査、処方箋料等を含む)

通常の場合、まず4週間おきに3回注射をおこない、効果をみて継続するか中止するかを医師が判定します。

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レーザー治療

レーザー光凝固術レーザー治療にも病気によって方法が異なります。網膜が破れているときはその周りを焼き固めて網膜剥離が起きなくしますし、糖尿病網膜症や静脈閉塞症では広い範囲の網膜を焼いたり、悪い血管を焼き潰したり、網膜のむくみを減らしたりします。

目に負担がかかりすぎないように数回に分けて行います。1回10分程度ですが、場所によっては痛みが出ることがあります。基本的には片眼に行い眼帯もしませんし安静も特に必要ありません。

治療スケジュール

基本的に1回10分くらいの日帰り治療です。病気によっては数回行います。 レーザー治療後は、通常の瞳孔を開いて眼底検査をするときと同じですので、治療する方の目が帰りはまぶしくなります。

(1)治療申し込み
治療申し込み後、通常は1,2週間後より治療を開始します。
(2)治療当日
手術の約30時間前に来院していただきます。通常1回10分ほどの治療です。
(3)治療後の検診
レーザー治療後は基本的には通常の生活で構いません。網膜剥離が起きかけている場合は治療後1週間ほど安静にして頂きます。治療後は2週間~1ヶ月後に治療の効果判定を行います。 万が一、異常を感じた場合は決められた受診日以外でも早めに受診するようにしてください。

術後の合併症について

病気により異なります。糖尿病網膜症で網膜全体を治療する場合や血管が詰まって血の流れが悪くなる静脈閉塞症の場合、レーザー治療後に暗く見えたりすることがあります。また、レーザー治療を行っても視力が回復しにくい場合もあり、その場合は硝子体手術を検討する場合があります。

また、網膜の破れ(網膜裂孔)にレーザー治療を行った場合、治療に抵抗して網膜剥離が起こってくることがごくまれにあります。

費用

病気により費用が異なってきます。

手術費用 (自己負担額)
老人医療 1割負担の方片眼12000~19000円程度両眼24000~38000円程度
2割負担の方片眼24000~38000円程度両眼48000~76000円程度
健康保険 3割負担の方片眼36000~57000円程度両眼72000~110000円程度

※症状の程度や合併症の有無によって治療内容や投薬内容が違うため、費用は多少前後する場合があります。

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25G硝子体手術

硝子体手術白内障手術と同様に硝子体手術の進歩も目覚ましいものがあります。硝子体カッターも高性能となり、直径0.5mmというより小さい創から手術が可能となりました。眼内照明や眼内の観察方法も改良されてきており、より安全な手術が可能となってきております。

硝子体手術には、黄斑部手術などの比較的合併症が起きにくい手術から難易度の高い網膜剥離や増殖硝子体網膜症疾患まであります。
当院では日帰り手術で十分対応できる疾患に対し、日帰りもしくは近医内科入院の上硝子体手術を行っています。様々な理由で日帰り手術が困難な場合は出田眼科病院や大学病院へご紹介させて頂いております。

治療スケジュール

硝子体手術を行った場合、数年すると白内障を起こしてきます。そうなると、また白内障手術を追加しなくなりますので、基本的に60才以上の方は白内障がなくても硝子体手術と同時に白内障手術も行います。局所麻酔ですが痛みはほとんどなく、30分~1時間程度の手術となります。

(1)手術申し込み
通常は2,3ヶ月待ちくらいです。緊急性のある方は紹介させて頂きます。手術前には当院での下記術前精密検査の他、手術に際し体の病気が影響しないかどうかなど内科等の医師に問い合わせをさせて頂きます。
(2)術前精密検査
手術を申し込みいただいた方には、手術に必要なデータをおとります。また、手術を受ける際に体に問題がないかをかかりつけ医に相談致します。
(3)手術前の点眼
手術3日前の朝から手術当日までの間、抗菌剤の点眼をしていただきます。1回につき1~2滴を点眼してください。
(4)手術当日
手術の約1時間前に来院していただきます。手術当日の朝食、昼食は通常通りでかまいません。心電図、血圧計など装着しますのでゆったりした服装で来院してください。来院の際にはご自分で車やバイクの運転をしないでください。手術終了後、しばらく院内で休息していただいたのち、注意事項の再確認をおこないます。その後、保護眼帯を装着したまま、お帰りいただきます。
(5)術後検診
手術翌日は朝一番の診察で予約をおとりしますので、保護眼帯をしたままご来院ください。手術翌日から眼帯装用も不要になりますが、目の状態が安定するまでの約1~3ヶ月間の点眼治療が必要となります。 硝子体手術の場合、視力が安定するまで2~3ヶ月はかかります。激しいスポーツ、飲酒、長期の旅行などは医師の許可が出てからにしてください。術後3日間、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後以降は適時、診察と検査を行います。
万が一、異常を感じた場合は決められた受診日以外でも早めに受診するようにしてください。

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術後の合併症について

手術後は目が赤くなったり、コロコロしたりします。白内障手術と異なり、術後はしばらくかすみます。疾患によって異なりますが、硝子体手術の場合、視力が安定するまで2~3ヶ月はかかります。

また、手術中に網膜に破れ目が出来ることがあります。場合によっては眼の中に空気を入れて手術を終了しますので数日間うつぶせが必要になる場合があります。まれではありますが、術後網膜剥離、感染などの重篤な合併症を起こす危険性があります。状態によっては、入院の上再手術が必要となります。

費用

病気により費用が異なってきます。

手術費用 (自己負担額)
老人医療 1割負担の方片眼3.5万円~4万円程度
2割負担の方片眼7万円~8万円程度
健康保険 3割負担の方片眼10万円~12万円程度

※症状の程度や合併症の有無によって治療内容や投薬内容が違うため、費用は多少前後する場合があります。

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医療法人樹尚会佐藤眼科 〒864-0041 熊本県荒尾市荒尾4160-270 <完全予約制> TEL:0968-65-5900 受付時間:月・木 ~18:00、火・水・金 ~17:00

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