機器紹介
眼科機器
検査・診断機器
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スリットランプ:SL-130(ZEISS社)
前眼部から後眼部までの観察のため、日常の眼科診療に最もよく使用する機器です 眼瞼(まぶた)、角膜、結膜、虹彩、水晶体、硝子体などの各組織に光を当て顕微鏡で拡大してその組織の状態を詳細に観察できます。
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スリットランプ:ゴールドマンBQ900(JFC社)
上記同様、前眼部から後眼部までの各組織の状態を詳細に観察できます。
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スリットランプ:700GL(タカギセイコー社)
上記同様、前眼部から後眼部までの各組織の状態を詳細に観察できます。
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手持ちスリットランプ:SL-17(KOWA社)
乳幼児や高齢の方などで検査の椅子に移れない方はこの機器で目の状態を観察します。
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オートレフケラト/トノ/パキメータ:TONOREFⅢ(NIDEK社)
眼の度数(遠視・近視・乱視)、角膜の形、眼圧、角膜の厚みを調べることができます。1台で複数の測定ができますので移動が困難な場合にはとても便利です。
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オートレフケラトメーター:ARK-530A(NIDEK社)
眼の度数(遠視・近視・乱視)を調べます。また、角膜の形を同時に調べることも出来ます。視力検査の前に用いる「気球を見て、ピピッとする検査」です。メガネやコンタクトレンズ処方の予備検査としても欠かせない機器です。
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手持ちオートケラトレフメーター:スポット ビジョンスクリーナー(Welch Allyn社)
乳幼児から大人までの、視機能上の問題を迅速に、かつ正確に検知することをサポートするために開発された携帯型自動屈折測定器です。遠くから測定可能ですので、お子さんも怖がらずに検査ができます。
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手持ちオートレフケラトメータ:レチノマックス-K plus3(Righton社)
一般的に行われるオートケラトメータ(近視・遠視・乱視などの屈折検査)が難しい0~3歳くらいのお子さんに有用です。特に斜視弱視のお子さんの屈折検査は非常に重要で、より精度の高い検査が可能となります。
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手持ちオートレフケラトメータ:HandyRef-K(NIDEK社)
一般的に行われるオートケラトメータ(近視・遠視・乱視などの屈折検査)が難しい0~3歳くらいのお子さんに有用です。特に斜視弱視のお子さんの屈折検査は非常に重要で、より精度の高い検査が可能となります。内部にはくまモンとデコポンの視標がみえます。
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ノンコンタクトトノメーター:NT-4000(NIDEK社)
眼圧(眼の硬さ)を調べます。点眼麻酔が不要な非接触なので感染の危険がありません。眼に空気をあてて眼圧を調べます。ソフトな空気なので、患者さまに優しい機器です。
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アイケア手持ち眼圧計:icare(M.Eテクニカ社)
一般的に行われる眼圧検査が難しいお子さんや、車椅子やご高齢の患者さんの眼圧測定に有用です。目に触れる検査ですが麻酔不要の手持ち眼圧計です。
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スペキュラーマイクロスコープ:CEM-530(NIDEK社)
角膜の内皮細胞(角膜が透明性を保つのに必須な細胞)を撮影する機器です。白内障などの手術の際は手術前後で測定することで、内皮細胞がどのくらい変化したか把握することができます。また、コンタクトレンズ装用者にも定期的に測定しています。
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スペキュラーマイクロスコープ:EM-3000(TOMEY社)
角膜の内皮細胞(角膜が透明性を保つのに必須な細胞)を撮影する機器です。白内障などの手術の際は手術前後で測定することで、内皮細胞がどのくらい変化したか把握することができます。また、コンタクトレンズ装用者にも定期的に測定しています。
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オートレンズメーター:LM-7(NIDEK社)
お持ちのメガネの度数(遠視・近視・乱視)を調べます。また様々なタイプの遠近両用メガネにも対応した機器です。この結果をもとに視力検査をすることでメガネ度数が眼に合っているか調べることが出来ます。
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オートレンズメーター:TL-7000(TOMEY社)
お持ちのメガネの度数(遠視・近視・乱視)を調べます。また様々なタイプの遠近両用メガネにも対応した機器です。この結果をもとに視力検査をすることでメガネ度数が眼に合っているか調べることが出来ます。
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液晶視力表システムチャート:SC-2000(NIDEK社)
液晶の視力表はいろいろな文字や絵もだせますのでお子さまの検査には特に有用です。当院では3mの距離で検査しています。距離が近い分は補正していますので5mでの検査と同じ条件になっています。
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スペースセイビングチャート視力表:SSC-370(NIDEK社)
患者さんのプライバシーに配慮した視力測定器械です。器械の中をのぞき込んで視力を測定するため、視力がどのくらいあるかは他の患者さんには分かりません。
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液晶視力表:VC-60(タカギ社)
字づまり視力と字ひとつ視力はもちろん、小児用の絵視標や低コントラスト視標も標準搭載しており様々な使用が可能です。検査距離も5m〜2.5mまで変更可能です(距離が近い分は補正していますので5mでの検査と同じ条件となっています)。
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コントラスト感度検査:CSV-1000E(Vector Vision社)
視力とは別に、様々な大きさの「もの」の濃淡(コントラスト)がどの程度までわかるかを検査で、世界で最も広く使用されている器械です。まぶしさによる見えづらさなど矯正視力だけでは説明しづらい見え方の評価に役立ちます。
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全距離視力測定:Cランドルト近距離中距離視力表(Precision Vision社)
100cm、70cm、50cm、40cm、30cmの5つの様々な距離において視力測定が可能です。日常生活での実用的な視力を評価することができ、多焦点白内障手術後の見えかたの評価において役立ちます。
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前眼部OCT+角膜形状解析装置:CASIA2(TOMEY社)
従来型より長い波長を用いることで、より深いところまで観察が詳細にできるようになった。それにより角膜形状解析や白内障術前検査、緑内障診断に必要な情報を得ることができ、より精度の高い診断が可能となりました。
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光学式眼軸長測定装置:OA-2000(TOMEY社)
組織侵達度が高く高速測定が可能なフーリエドメインを採用し、測定率の向上を実現しました。CASIA2と連携することで、より正確に最適な白内障手術前の眼内レンズを決定することが可能となります。
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光干渉断層撮影装置スウェプトソースOCT: DRI OCT Triton(TOPCON社)
DRI OCT Tritonでは世界最速 * 100,000 A-scans/ 秒を実現しています(当社従来機比約2倍)。その結果、瞬時に撮影することが可能になり、眼球運動の影響が軽減され、高品質な画像を取得できます。また、造影剤を使用せずに、低侵襲で網膜血管や脈絡膜血管を描出できるようになりました。前眼部の解析にも有用です。
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無散瞳超広角SLO眼底カメラ:オプトスCalifornia(NIKON社)
無散瞳、非接触、超広角(200度の眼底)、超高解像度の画像が得られます。合成カラー画像に加え、自発蛍光(AF)画像、フルオレセイン蛍光眼底造影(FA)画像、インドシアニングリーン蛍光眼底造影(ICG)画像を1台で撮影できます。
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共焦点走査型ダイオードレーザ検眼鏡(眼底カメラ):Mirante(NIDEK社)
無散瞳、非接触、超広角(163度の眼底)、超高解像度の画像が得られます。高画質で色彩豊かなカラー写真を撮ることができます。カラー画像に加え、自発蛍光(AF)画像も撮影できます。
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超音波画像診断装置:UD-800(TOMEY社)
超音波によって眼球の断面を画像化する装置です。眼内の混濁や出血で眼底が見えないときに有用です。約10秒分の超音波像を常に記憶し、動画像で繰り返し再生表示することができます。
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ドライアイ複合検査機器:アイドラ(イナミ社)
ドライアイに関わる各検査が1台で可能な複合機で、非侵襲かつ定量化が可能です。マイボーム腺の形態評価、涙液油層の厚みの評価、涙液蒸発時間の評価、涙液の量の評価(メニスカス)などがあります。点眼治療やIPL治療前後の評価や経過観察に有用です。
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ハンフリー自動視野計:Humphrey Field Analyzer 3(ZEISS社)
HFAⅡの後継機で、トラッキングシステムの追加、1つのレンズで屈折誤差を矯正、タッチパネルによる操作性の向上がしました。HFAⅡ同様、緑内障の視野の経過を追うのに非常に有用な検査機器です。
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ゴールドマン視野計:MT325UD(タカギセイコー社)
視標を周辺から中心に向かって動かし、見えた位置を結ぶことにより視野全体の広さを測定します。当院では国家資格を持った視能訓練士が測定を行います。 緑内障、網膜や視神経疾患、脳内疾患による視野異常の有無を検査します。
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ゴールドマン視野計:L-1560(イナミ社)
視標を周辺から中心に向かって動かし、見えた位置を結ぶことにより視野全体の広さを測定します。当院では国家資格を持った視能訓練士が測定を行います。 緑内障、網膜や視神経疾患、脳内疾患による視野異常の有無を検査します。
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網膜電図ERG:LE4000(TOMEY社)
ノイズに悩まされることなく、フラッシュERGに加え、30HzフリッカーERG、Cone ERG、Long Flash ERG、Rod ERGも行え、より多くの網膜情報を得ることができます。
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中心フリッカー(イナミ社)
視神経(眼から脳に繋がる神経)の働きをみる検査です。赤い点滅(ちらつき)の頻度を変えながら調べていきます。
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シノプトフォア(タカギセイコー社)
両眼で物を同時に見る能力(両眼視機能)がどの程度あるかを調べます。立体視(3D)の検査もできます。また同時に斜視の角度も調べることが可能な機器です。
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HESSコージメーター(はんだや社)
眼の動き(眼球運動)を調べる検査です。眼を動かす筋肉や神経系に異常が疑われる場合に用いて検査し、診断や経過観察に役立つ機器です。
治療・手術機器
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レーザー光凝固装置:IQ577(IRIDEX社)
新しいレーザー治療であるマイクロパルス(閾値化凝固)モードを搭載しており、細胞を破壊せず低侵襲な治療が可能です。凝固後に瘢痕の拡大や暗点の出現を認めることのないピュアイエロー・レーザー光凝固装置です。
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レーザ光凝固装置:MC-500 Vixi(NIDEK社)
種類の波長を使って、多彩なスキャンパターンレーザー治療が可能です。従来のレーザー光凝固装置に比べて痛みが少なく、短時間で治療可能であることが特徴です。
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YAGレーザー装置:YC-200 S plus(NIDEK社)
白内障術後に生じる後発白内障を治療するYAGレーザーです。さらにこの機器は、LI(狭隅角眼への虹彩切開)、SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術:レーザーにより線維柱帯の構造を変化させ、房水の流出量を増やし、眼圧を下げる)モードも搭載しており、緑内障に対するレーザー治療も実施可能な特性も持ち合わせたコンビネーションシステムです。
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半導体レーザー装置:CYCLO G6(TOMEY社)
緑内障治療用の毛様体光凝固術です。毛様体にレーザーを当てることで、重篤な合併症なく、眼圧を下降させる新しいレーザー手術です。麻酔をしますので、ほとんど痛みがなく、施行することができます。
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白内障手術装置:CENTURION(Alcon社)
手術中に変化する灌流圧を自動的・継続的にモニタリングして眼内圧の変動を抑制する業界初のシステムを搭載しています。それにより、手術のリスクを低減し、安全性・安定性・効率性の向上を実現した白内障手術装置です。
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白内障/硝子体手術装置:Constellation(Alcon社)
白内障手術と最新の25G硝子体手術を行う眼科手術装置です。これまでの手術機械よりもさらに進化した高性能、多機能を兼ね備えた最新の機械です。安全で目に負担が少なく手術できる機械で、コンピュータ制御でより安全に手術をすることができます。
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炭酸ガスレーザー手術装置:COL-1040(NIDEK社)
眼瞼下垂症・眼瞼内反などのまぶたの治療に用いる機器です。炭酸ガスレーザーというレーザーメスを使用するので出血や腫れの少ない、仕上がりのきれいな手術が可能となります。
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手術用顕微鏡:Lumera700(ZEISS社)
白内障、緑内障、硝子体手術などすべての手術において、技術と経験が重要なことは当然ですが、同様に重要なものが顕微鏡です。当院では、最新高解像度顕微鏡Lumera700を導入し、質の高い手術を目指します。
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手術用顕微鏡:Lumera T(ZEISS社)
白内障、緑内障、硝子体手術などすべての手術において、技術と経験が重要なことは当然ですが、同様に重要なものが顕微鏡です。当院では、最新鋭の手術顕微鏡Lumeraを導入し、質の高い手術を目指します。
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手術用顕微鏡:VISU140(ZEISS社)
最高品質の光学系と新照明システムにより、解像度が鮮明で手術中の眼の状態をより正確に把握することができる世界基準の眼科手術顕微鏡です。
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外来手術顕微鏡:OM-9(タカギセイコー社)
外来にて目の処置(眼科小手術・ものもらい切開等)を行う場合にこの顕微鏡を用いて行います。
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エキシマレーザー:MEL 90(ZEISS社)
高速アイトラッキングシステムが導入されているため、手術中に眼が動いても、レーザーの照射ズレがありません。また、新しい照射プロファイル「AAA; トリプルA」 により、より安全に高度勝つ繊細な不正乱視の治療が可能になり、術後の見え方の質がさらに向上しました。
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MEL 90に使用する角膜形状解析:アトラス(ZEISS社)
不正乱視があるなどの特殊な眼に対しては、角膜形状解析に基づいたプログラムCRS-MASTERを使ったオーダーメイド照射を行うことにより、患者様ひとりひとりにあった治療を行うことができます。
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VERIONイメージガイドシステム(Alcon社)
高解像度の目のデジタルイメージ画像を撮影し、目の特徴を解析します。このデータを用いて、手術時に切開する位置、眼内レンズの固定位置、乱視軸などを手術中に手術顕微鏡の画面に表示することで、より正確な手術が可能となります。
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ORAシステム(Alcon社)
白内障手術中に使用する屈折測定機器です。術中リアルタイムで目の屈折情報を得ることができるため、術前に用意した眼内レンズと誤差が生じた場合に、より最適な眼内レンズに変更することができます。また、眼内レンズ挿入直後に、固定位置や乱視用軸の最適な調整が可能なため、術後の見え方に対する満足度をさらに高めることができます。
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硝子体手術用眼底観察システム:Resight700(ZEISS社)
焦点合わせが電動で行え、術者はフリーハンドで手術がおこなえます。眼底内を120°以上の広い範囲で観察でき、眼底周辺に至るまで容易に観察できます。小瞳孔でも広い視野が確保できます。
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冷凍凝固:CTU Ophthalmic CRYO(KEELER社)
網膜剥離の治療で用いる機器です。眼球の外から凍傷の状態を作り、網膜をその外側の脈絡膜に癒着させるために使用します。網膜剥離が今後起こる可能性のある周辺の網膜部分を予防的に治療するときにも使用します。
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笑気吸入鎮静器:セデントサイコリッチT-70 (セキムラ社)
当院では緊張しやすくリラックスした状態で手術を希望される場合に笑気麻酔を使用した手術を行っています。亜酸化窒素と医療用酸素を混合した気体を吸入して、痛みを感じにくくリラックスした状態を作り出します。安全性も非常に高い麻酔です。
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涙道・硝子体内視鏡システム:FC-304F、FL301(ファイバーテック社)
3CCDカメラの採用により、解像度と色再現性に優れ、リアルな内視鏡画像を実現します。涙道ファイバースコープは涙道内腔の全体を観察できる内視鏡で鼻涙管閉塞などのシリコーンチューブ留置術を安全で正確に施行することや処置の後の確認に有用です。また硝子体手術の際も視認性が悪い場合などに有用です。
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鼻内視鏡システム:OTV-SI(オリンパス社)
涙道は鼻腔内(下鼻道)に開口しているため、涙道内視鏡システムとともに涙道閉塞疾患の検査と治療に必要な機器です。疼痛が無いように、鼻粘膜を麻酔して行います。
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IPLシステム:M22(ルミナス社)
マイボーム腺機能不全が原因の蒸発亢進型のタイプのドライアイに対して、点眼治療を行っても十分に効果が得られない場合に、このIPL(Intense Pulsed Light)を用いた治療を行うことがあります。世界で初めてドライアイの根治的な治療が期待できる方法です。炎症を改善し、マイボーム腺を刺激して、涙の油層を正常化することで、ドライアイ症状の解消を促します。照射部分の肌のコラーゲンを再生することができ、美肌効果も期待できます。
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肌診断器:ネオヴォワールⅠ(株式会社シーラボ)
上記のIPLシステムで治療を行う際、必要に応じて肌診断器を用いて肌撮影・分析を行うことが可能です。
その他
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高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ):MAC-N350S(キャノンライフケア社)
ISO国際規格に準拠した温度設定を採用した高圧蒸気滅菌器です。適切な温度・圧力の飽和水蒸気中で加熱し、微生物を滅菌する方法です。筒状になった機器や複雑な形状の器材に対しても確実な滅菌が可能です。滅菌処理に要する時間も短いですし、高温に耐えうる物の滅菌に幅広く使われます。
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エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌器:SA-H540(キャノンライフケア社)
エチレンオキサイドガスを直接流通させて微生物を滅菌する方法です。上記のオートクレーブ滅菌と違い、低温度・低湿度で滅菌出来る為、耐熱性のないプラスチック類やゴム製品などにも対応出来ます。
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オゾンクリアウォーター:OW-5(リィツメディカル社)
手術前における洗眼や術者の手洗いに用います。オゾン水は、強力な殺菌力で全ての細菌を死滅させる作用を持ちながら、角膜上皮にもやさしいのでダメージを与えることもありません。また10分程度で水と酸素に分解されて不活化するので、長時間残留しても障害を引き起こす可能性もありません。