新型コロナウイルスによる結膜炎の可能性

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、急遽、明日の東京で行われる予定だった研究会が中止になりました。また、3月上旬に横浜で行われる研究会も中止されました。

新型コロナウイルスは、咳や発熱がなくて、目の充血やめやになどの結膜炎として発症することがある、と眼科医会より連絡がきています。通常の風邪やアデノウイルスなどの流行目でも同じようなことが起こりますので見分けが難しいですが、新型コロナウイルスの可能性も念頭に置いて診察する必要が出てきました。

咳やくしゃみなどの飛沫感染の他、ウイルスがついたドアノブやお金を触ることでウイルスが手に付き、その手で目を触ったりすると感染するようです。

マスクも大事ですが、やはり基本的な手洗いうがいも重要な対策と考えられます。まだまだ感染拡大が懸念されますが、感染防止に努めていきましょう。