レーシック追加照射
- 白内障、屈折矯正
- 2019.11.06
40代後半のレーシック後の患者さんで、追加レーシックを施行しました。
初診時視力は
右 0.03 (1.2 x S-4.25D)
左 0.05 (1.2 X S-3.75D)
LASIK後、
右 0.8 (1.2 x S-0.5D)
左 1.0 (1.2 x S-0.25D)
老眼も考慮し、やや近視を残してLASIKを施行しました。術後、見え方にも満足されていましたが、最近遠くが見えづらくなってきた、とのことで再診なさいました。
右 0.3 (1.2 x S-0.75D = C -0.75D)
左 0.7 (1.2 x S-0.5D)
と右が近視化していて、遠くが見えないとのことでしたので、右のみ追加照射を行いました。
右 1.2 (n.c.)
左 0.7 (1.2 X S-0.5D)
と視力も回復し、両眼で遠くも近くも見えるようになって満足頂きました。
レーシックは安全性の高い手術ですが、手術後しばらくしてから近視が戻ってきたり、乱視が出てきたりすることがありますが、このように追加照射を行うことで視力を回復させることができます。レーシック後に視力が落ちてきたなと感じるときは、かかりつけ医にご相談されると良いと思います。